薬物依存症

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薬物依存症

薬物依存症について。
覚せい剤、アルコールなど、脳に直接作用する物質を体内に取り込んでいるうちに、
麻薬無しでは生活出来ないと思い込む程のめりこんでしまい、最悪の場合は、死に至るケースのある薬物依存症です。

煙草、アルコールは日本では薬物指定ではありませんが、
成分的には中毒性の高い成分が含まれたもので、アルコールはアメリカでは地域により現在でも禁酒令がある地域もあります。
薬物依存症になりやすく、禁断症状が高いのがアルコール、アヘンモルヒネ等近いのです。
非合法ドラッグに限らず、国で認められ販売されるものも摂取には気を配らなくてはいけません。

薬物依存症

薬物依存症が社会から消えない由縁

薬物依存症が後を絶たない背景には、大人が子どもを食い物にするような社会問題の他に、
大人達が子供に薬物の危険性を教える際の、一つの落とし穴が原因だと思います。

薬物依存症は、その人の心と身体をむしばむだけではありません。家族の誰かが薬物依存症におちいると、家族はその悪い影響を受けて、気がつかないうちに病んでいきます。依存症が「家族の病」であると言われているのはこのためです。

薬物依存症の進行に伴って、家族にも一定の変化がみられるようになります。
薬物依存症の人を長い間抱え込んでいると、心理状態や行動パターンが変わってくるのです。

薬物依存症の初期、まだ薬物依存症に関する様々な問題が深刻化する前の段階では、多くのご家族は無意識にその問題と向き合うことを避けようとします。ここで向き合わないと薬物依存症は悪化の一方を辿り、気が付くと重度の薬物依存症となっているのです。

このように、起きている問題を楽観視したり、何か他の原因のせいにしたりすることで、問題への直面化を避けようとするのです。
そのうちご本人の使用がエスカレートして、問題を直視せざるをえなくなると、今度はなんとかやめさせようとあらゆる努力をするようになります。
けれども相手は薬物依存症という障害にかかっているので、これらの努力が報われることはめったにありません。

ご家族の努力が功を奏し、一時的に薬物使用が止まることがあるかもしれませんが、ほとんどの場合は長つづきしません。ご家族は、期待をしては裏切られるということを繰り返すうち、だんだんとご本人のことを信じることが
できなくなり、怒りや恨みの感情をもつようになります。
また、薬物をやめさせようとして失敗することを続けていくうちに、ご家族は無力感や自責の念を感じるようになります。

薬物依存症の人と長く暮らすうちに、家族の機能全体がうまく働かなくなってきます。健康な家族というのは、本来それぞれが独立した個を保ちながらゆるやかに結びついているものですが、薬物依存症の人がいる家族では、家族全体が、この危機をなんとか乗り越えようとすることのみを目標に動くようになってくるのです。そうすると、個人の成長が妨げられたり、それぞれの境界線が壊れて自立性が保てなくなるという問題が起きてきます。

また、このような問題が家庭の中で起きていることを周囲に知られたくないと思うので、どうしても秘密が多くなり、次第に社会から孤立するようになってきます。このように、薬物依存症は、気がつかないうちに家族全体の健康をも奪っていきます。

薬物依存症かもしれないと思ったら、早期治療が大切です。できるだけ早く病院を受診し、身体の治療とあわせて心のケアを受けることが必用です。家族や友人など周囲の人たちの協力も不可欠です。周りの人たちが薬物依存症の人とのかかわりを避けてしまうと、治療が遅れることになります。

また周囲の人たちが自分たちだけで解決しようとすることもありますが、それでは薬物依存症の本人にとっては逆効果です。周りの人も本人も精神的に負担になってしまい、症状だけでなく人間関係も悪化してしまいます。周りの人が必要以上に関わるのはよくないことです。

薬物依存症は病院に入院したり、通院したりして治るという病気ではありません。そのために病院の他にリハビリのための施設があります。
施設では他の薬物依存症の人たちと自分達の経験について話し合う機会があります。話し合いをとおして自分の病気を自覚したり、お互いに励ましあったりして回復したいという気持ちを起こさせます。

薬物依存症は本人が薬物をやめたいと強く思わなければ、回復することはありません。薬物依存症の怖いところは、その薬物を何十年も使用していなかったとしても、たった一度の使用でまた元の状態に戻ってしまうことです。
薬物依存症は1度かかれば完治することはないのです。

しかしあきらめてはいけません。回復することはできるのです。病院やリハビリ施設、周りの人の協力があれば、薬物を二度と使用せず健康になることができます。
薬物依存症は完治しないからとあきらめないで、回復することを目指し、治療を受ける勇気を持つことが大切です。



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